おはようございます
今朝は、ここ綾部でもけっこう冷え込みましたが
皆さんのお住まいの地域では如何でしたか
今日も上喜元の
竹炭工房 三代目伝徳のムコどのです(^^ゞ
さてさて、皆様から”わかりやすい”とご好評いただいている
竹炭の”そこが知りたい”のシリーズですが
今回は、このテーマでまいりましょう
調理編
竹炭と調理
燃料に使うんですか
そんなのBBQで知ってますよ~~~
と思われた方も多いかもですが・・・
竹炭の可能性はそんなもんじゃない
あっ
思わず言っちゃいましたね
ちょっと、上から目線入ってましたか
お許しを
さて、気を取り直して
では、さっそく調理に役立つ
竹炭の利用法の数々をご紹介します
まずは、比較的お馴染の
炊飯
いつも通りのお水加減で構いませんので
竹炭を1枚入れて
これまた、いつも通りに炊いてください
これだけです
すると、いつもより、一味も二味も違う
美味しいご飯の出来上がりです
なぜなら、
まずは竹炭の遠赤効果で熱回りが良くなり
ふっくら、ツヤツヤに
そして、竹炭のミネラルが溶け出すことで
糊化(こか)がすすみ
独特の粘りがうまれます
このW効果でいつものご飯が
毎日新米のように美味しくなります
特に、乾燥してしまったお米などでは
その違いが顕著に現れますよ~~~
それと・・・
炊飯器で保温したご飯って
独特の臭いが気になりませんか
この臭いも竹炭を入れておくことで
かなり軽減することが出来ます
コチラもおススメです
使用後の竹炭は、丁寧に水洗いして
ご飯粒などを落としてくださいね~
洗い終わった後は自然乾燥でOK
1枚で30~40回が美味しく炊ける目安です
お次は
裏ワザですが・・・
揚げ物
油を入れた天ぷら鍋に
竹炭を1枚
そしてコンロに火をつけて
いつものように天ぷら、唐揚げを
揚げてみてください
カリッ、サクッとして
プロの料理人が揚げたような
仕上がりになります
まるで魔法のようです
特に分かりやすいのが
シイタケやナスのような
水分の多い野菜の天ぷら
または、冷凍のコロッケを揚げた時
油はねが気になるところですが
ウソみたいに静かです
さて、ここらで種明かしといきましょう
竹炭を油の中に入れます
すると
揚げ油の中に含まれている
余計な水分を
竹炭の細かい穴が吸着してくれます
それで、油はねせず、静かに
揚げ物はカリッ、サクッと
なるのです
また、余計な水分が無いので
冷めてもベチャとしません
試された方は皆さん、ビックリされてます
実は密かにプロの料理人の方も
常用されていて
三代目伝徳のお客様の中にも
お店をされている方がチラホラ
そしてもひとつ凄いのが
揚げ油から引き揚げた竹炭は
もう一仕事してくれます
油缶の中に竹炭を入れると
酸化を抑えてくれて
いやな臭いもせず、油も長持ち
次回使用する際は
油と一緒にその竹炭を鍋に入れてくださいね~
ご使用の目安は、揚げる物や量にもよりますが
通常、4~5回は繰り返し使えます
揚げ物用としてお使いになる際の注意点ですが・・・
絶対に使用前に竹炭を
水洗いしないでください
竹炭に水分が残ると
逆に油はねの原因になり
危険です
その点、十分お気を付け下さいね~
調理用としては、
他にも、魚焼のグリルに入れると
遠赤効果で早く、美味しく焼きあがりますし
煮物に入れると野菜が煮崩れしにくくなります
また、タケノコなどの山菜のアクとりに
竹炭を使うと米ぬか無しで
簡単にアクが抜けます
などなどなど
実は竹炭、意外かもしれませんが
お台所で大活躍出来るのです
みなさんも、ぜひぜひお試しくださいね~
いつものキッチンでの時間が楽しくなりますよ
ちなみに、使用済みの竹炭は、植木鉢や花壇、プランターの
土に混ぜて土壌改良剤としてお使いください
では、また次回お会いしましょう
----------------------------------------------------------
コメントをお書きください